Guns N' Roses『Shackler's Revenge』
- Included Album : Chinease Democracy
- Released : November,2008
- Composer : Axl Rose,Buckethead,Caram Costanzo,Bryan Mantia,Pete Scaturro
満を持して、持して、持して、持して、持して、持して、難産に次ぐ難産で出産日が近づくにつれてずれこんで、ようやく産み落としたアクセル・ローズのニューアルバム。
何故出さなかったのか?
何故今になって出したのか?
聴けば聴くほど大きな疑問が沸いてくる。
遠い昔に脱退したバケットヘッドがアクセルの次にジャケット写真を載せていることから、出さなかった割にはあまり手直ししたとも思えない。
当然かもしれないが、ジャケットに採用されている写真はメンバー全員が揃っている物はなく、それを象徴するかのようにバンドとしてのまとまりは期待できず、アクセル・ローズとゲストミュージシャンというよそおいだ。
楽曲は一応ロックではあるが、大部分が過去にヒットした名曲『ノヴェンバー・レイン』を追いかけてるような曲が多くパンク~ヘヴィ・メタルへと繋がる本来のガンズ・アンド・ローゼズらしい曲が薄いのが寂しい。
待たした割には完成度も高くなく、大げさに展開しすぎる曲が多く特にアクセルのヴォーカルが稚拙な曲も多い。
しかし、出せ出せとマスコミやらファンやらが無理やり?出させた結果なので、これ以上悪口を言うのはよそう。
そんな中でこの曲はこのアルバムで唯一心に響いてくる。
最初はオープニングのありがちなわざとらしいフレーズが気になったが聴いているうちに問題がなくなる。
アクセルのヴォーカルも昔みたいなヴォーカルでいいし、楽曲自体もかっこいい。
親切な事にギター・ソロを弾いている人もジャケットにクレジットされているが、ロン・サールが弾いているらしい。
参加しているギタリストの中でこのロン・サールのソロが個人的には一番よく、ピンボールみたいに激しく展開するソロは、ガンズが持っていた疾走感をうまく受け継いでいる。
そんなこんなでこのアルバムもこの曲があることによって個人的には捨てたモノじゃなくなっている。
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