アーティスト サ行

オマエノココロヲフルワセルロックス37曲目 椎名林檎『 yer blues 』

Ringo Shiina『Yer Blues』

  • Included Album : Singer's Luck ~part one~ (Kame-pact Disc)
  • Released : May,2002
  • Composer : Uni Inoue,Masashi Kudo

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椎名林檎が出産子育てを経て活動再開として発表した2枚組みアルバム『唄ひ手冥利~其の壱~ 』は宇多田ひかるとの競演も含めた全18曲すべてがカヴァー曲として発表された。

1枚目はベーシストの亀田誠治が担当し2枚目はキーボードの森俊之が担当。

この『yer blues』は亀田誠治担当の通称カメパクトDISCに収録されたビートルズのカバー。

元々は1968年ビートルズの『ザ・ビートルズ (通称:ホワイトアルバム)』収録のジョン・レノンが作った曲。

当時流行のブルースロックを真似た比較的ヘヴィーな曲。

歌詞の内容は「俺は一人ぼっち だから死にたい」ということを繰り返し歌っている内容。

また、歌詞の中には「Dylan's Mr.Jones」というフレーズが出てくるが、ミスター・ジョーンズはボブ・ディランの『やせっぽっちのバラッド』に登場する。

この『やせっぽっちのバラッド』はボブ・ディランが1965年に発表した『追憶のハイウェイ61 』に収録された曲で、このアルバムでボブ・ディランはフォークギターをエレキギターに持ち替えて、ディランファンから商業主義に走ったと批判される。

ジョン・レノンもそのフレーズを使用して当時の流行となったブルースロックを取り入れて商業主義に走るミュージシャンを批判して作られたとも言われている。(しかし、他人の批判をする以前にビートルズはこの時期、危機的な状況に陥っており、解散へと転がっていった)

この椎名林檎ヴァージョンはギターがオリジナルよりもよりヘヴィーで椎名林檎のクールなキャラクターやヴォーカルともよく合っていてかっこいい。

全く関係ありませんが、この曲を聴いていると椎名林檎は007の主題歌をカヴァーしてもハマるのではないかと思った。(カヴァーじゃなくて007用にオリジナルソングを作ってもいい曲ができるような気がする)

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シャキーラ『Oral Fixation Tour』DVD解説

Shakira Oral Fixation Tour (2pc) (Bonc) [DVD] [Import]

発売日:2007年11月

プロデューサー:Tim Mitchell

ディレクター:Nick Wickham

最高位:アメリカ(DVDチャート)-5位

オーラル・フィクゼイション・ツアーの模様を収めたDVD。2006年12月にマイアミとプエルトリコで収録。

大ヒットアルバム『オーラル・フィクゼイション』のツアーというだけあって観客の盛り上がりも絶好調。観客の眼差しを見ていると、シャキーラが本当にファンから愛されているということが分かる。

最近のシャキーラは自身の美貌とプロポーションを強調して、アメリカのポップスターとして上り詰めた姿が認知されているが、かつてのライブではAC/DCをカバーしたりエアロスミスをカバーしたりしていたこともあり、元々は女性ロックシンガーであった。ここでのライブでもマイクスタンドを振り回したりギターを弾いたり、コンサート中は終始裸足で歌ったりとやんちゃな側面も数多く見られる。しかし、女性は売れるためには今ではセクシーさが重要な要素となってくるので、そういう要素もいかんなく見られる。

それにしても、アメリカで売れている他のアーティストに比べてとにかくシャキーラは多才である。ギターを弾くだけではなく、ほとんどの曲で作詞作曲に携わる。もちろん、スペイン語や英語が堪能で、それに加えてセクシーな魅力で踊って魅せることができる。このライブでもそういったパフォーマンスが随所に見られ、観客を飽きさせることはない。

★★★★(4点)

1.Intro

イントロは何故か琴の演奏。とても、日本的と思いきや琴を弾いているのは、スニーカーにネクタイをした外国のおっさん。BGMにすればよかったんだけどシャキーラが出てくるより先にこのおっさんがライトを浴びる。せめて着物を着た日本女性にしてくれればいいんだけどマイアミの観客には関係ないか。シャキーラの吐息が時々聞こえファンの興奮も増してくる。

2.Estoy Aqui ・・・ ★★★★(4点

イントロの琴の音色を引きずってこの曲が始まる。シャキーラが現れた瞬間、客から大歓声とあこがれの眼差しがそそがれる。シャキーラも満面の笑みでそれに応えて観客を包み込むようにステージ全体を飛び回って大きく歌う。ファンにここまで愛されているんだと感じる。この曲は1995年発売のファーストアルバム『裸足のままで』のオープニングナンバー。正に裸足のままでステージに登場。オリジナルはアコースティックなオープニングから始まり徐々に盛り上がってくる歌だが、ここではいきなりヴォルテージ全開。DVD見てるだけでも興奮してくる。シャキーラ自身が作った曲で母国語のスペイン語で歌われる。

3.Te Dejo Madrid ・・・ ★★★★(4点

のっけからギターの演奏に合わせ足をスタンプさせ激しく挑発的なパフォーマンスを見せるシャキーラ。かと思うと陽気に「ジャンプ」って言ってお客さんと一緒に楽しく飛び上がったり、はたまたマイクスタンドをポールに見立てて絡みつき、腰をゆっくりと突き上げてみせたり、小道具としてハーモニカを吹き鳴らしたりと見せ場が多い。2001年に発売された初めて英語圏をマーケットにしたアルバム『ランドリー・サーヴィス』収録だがスペイン語のとっても明るい歌。

4.Don't Bother ・・・ ★★★★☆(4.5点

3曲目で初めて英語の歌。プロモではキャミソール姿で男に絡み付いたり車のシートで太腿を露にしたりセクシーな映像ばかりだったが、ライブではとにかくかっこいい。ギターを弾きながら激しく熱唱。PVでも弾いていたちょっとしたギターソロまで披露し、文句のつけようがない位にかっこいい。オリジナルは2005年発表の『オーラル・フィクゼイションvol.2』収録。

5.Antologia ・・・ ★★★☆(3.5点

『ドント・バザー』で一気に盛り上がったところで早くも一休み、イスに腰掛けてバラードを歌う。日本語タイトル『あなたが欲しい』だが、情熱的な曲ではなくしっとりとしたバラード。コンガとスティールギターとフォークギターという編成でアコースティックに歌う。そう、なんだか会場はフォーク集会のような雰囲気。ヒスパニック系のお客さんが多いようで、このスパニッシュソングを、なんとペンライトを振って一緒に合唱。この曲もファーストアルバム『裸足のままで』に収録されているが、こんないい曲をシャキーラは17歳の時に自作している。

6.Hey You ・・・ ★★(2点

この曲を歌う時はいつも素っ頓狂なトランペットに千鳥足で酔っ払ったようによろけながら歌う。個人的にはあまり好きではない曲。2005年発売の英米向けアルバム『オーラル・フィクゼイションvol.2』のイングリッシュ・ソング

7.Inevitable ・・・ ★★★(3点

シャキーラ自らアコースティック・ギターを弾いて歌う。ロックバラード。やはり、ヒスパニック系のお客さんが多いみたいで、ややスローなスパニッシュソングになると大合唱となる。終盤のギターの伴奏が激しくロックしている。1998年発売のセカンドアルバム『ドンデ・エスタン・ロス・ラドローネス?~泥棒はどこ?』収録。

8.Si Te Vas ・・・ ★★★(3点

先ほどの曲と同じく1998年発売のセカンドアルバム『ドンデ・エスタン・ロス・ラドローネス?~泥棒はどこ?』収録のスパニッシュソング。出だしはシャキーラのもう一つの声であるかわいい声で歌い始める。この曲を聴いて、何故、自分がシャキーラに惹かれるのかがよく分かった。彼女はロック・シンガーだということがこの曲で思い知らされる。バック・バンドもようやく本領発揮という感じでギターなり、ベースなり思い思いに激しい演奏で観客にアピールして楽しんでいる。シャキーラも会場を駆け回り、マイクスタンドを振り回し、マイクを観客に向けて歌わせるなど、ロックミュージシャンがやるパフォーマンスを見せている。今やシャキーラはラテン系のポップミュージシャンとして認知されているが、自分で作詞作曲もこなすロック・ミュージシャンだということを再認識させられる。

9.La Tortura ・・・ ★★★☆(3.5点

2005年発売の大ヒットスパニッシュアルバム『フィハシオン・オラル vol.1』のリード・シングルに選ばれたラテンポップナンバー。CDのみならずPVでも競演したアレハンドロ・サンスが登場し、コンサート前半のハイライトとなった。シャキーラはPVではメタルカラーのボディペイント姿で胸を大きく円を描いてグルングルン回す踊り?を見せていたが、コンサートでも照れ笑いを浮かべながら再現している。スペインではCDを出せばベストセラーのアレハンドロ・サンスとの絡みもPVほどきわどさはないが、ギターを弾きながらシャキーラを凝視しながら絡んでいく。観客もポイントポイントで合掌し、盛り上がりをみせる。

10.No ・・・ ★★☆(2.5点

同じく『フィハシオン・オラル vol.1』からのスパニッシュバラード。胸元くっきりの赤い衣装に着替えてアカペラで出だしを歌う。しっとりと聖母のようにくぐもった声で観衆を包み込むように歌う。途中赤い衣装が鮮やかな蝶の羽のように広がり、美しい舞を見せる。

11.Whenever,Wherever ・・・ ★★★(3点

2001年に発売されたファーストイングリッシュアルバムの『ランドリー・サーヴィス』からシングルカットされた曲。アメリカンチャート第6位を記録した曲。この曲で再び衣装チェンジ。今度はポリネシアンダンサーみたいな露出の多い衣装でロープを身体に絡ませながら挑発的に腰をくねらせる。音楽はラテンポップ。シャキーラは曲の途中で観客席へ流れ込み、観客とコミュニケーションをとりながら歌い回る。ファンサービスを大事にしている様子が伺える。

12.La Pared ・・・ ★★☆(2.5点

またまた衣装チェンジ。今度は胸元が大きく開いた黒いTシャツに黒いパンツルックというラフな格好。演奏はピアノのみで『フィハシオン・オラル vol.1』収録のバラードをピアノのそばで椅子に腰掛けて歌う。それにしても、ここのお客さんは異常なまでにシャキーラを崇拝しているようで、このバラードも一生懸命歌っている。シャキーラも思わずマイクを向けて歌を拾う。シャキーラはヒスパニック系の人たちにとっては英雄なのであろう。

13.Underneath Your Clothes ・・・ ★★★☆(3.5点

2001年発売のアルバム『ランドリー・サーヴィス』収録の名バラード。アメリカでもシングルとしてそこそこ売れた曲。イングリッシュソングでも観客の盛り上がりはすごく、シャキーラと一緒に大合唱。ここでは、色々な観客の表情を楽しむことができる映像となっている。陶酔しきって歌っている人や、ペンライトで手を振っている人に紛れて携帯で写している人や、堂々とカメラを握っている人、ローリング・ストーンズのベロマークTシャツを着ている女の子やこの曲のPVのように恋人にもたれかかっている女性などなど・・・。PVといえば、この曲のPVでのシャキーラは長い髪をブロンドに染めて、シャキーラのPVの中では最も美しい姿を見せている。しっとりとした歌なのだが、途中で急にエアロスミスのような盛り上がりを見せてマイクスタンドを引きずる持ち上げる髪を振り乱して歌う・・・それらの姿もかっこよくきまっている。PVも要チェック。

14.Pies Descalzos ・・・ ★★☆(2.5点

1996年発売の『素足のままで』に収録の初期のロックナンバー。とはいえ、原曲よりはロック色が薄まりかなりポップでノリのいいアレンジになっていて会場も大いに盛り上がっている。シャキーラもポージングは時折かっこつけてるけど、タテノリでジャンプしまくり。ただ、個人的には原曲の方がロックっぽくっていいんだけど・・・。プロモでも荒れた草原でサングラスをかけてマイクスタンドを振り回して歌うトンがったシャキーラが見られる。

15.Ciega,Sordomuda ・・・ ★★☆(2.5点

1998年の『~泥棒はどこ?』に収録。アコースティック・ギターが印象的だが、タイトルとは裏腹に陽気なラテンロックナンバーでシャキーラも活き活きとした笑顔で歌っている。アンコールを残したラストの曲ということで、会場全体もパーティのように盛り上がっている。是非、来日して欲しいと思うのだが、海外アーティストが日本人は大人しすぎると言われてしまうように、日本人ではここまで陽気なノリは見せられないだろう。

16.Ojos Asi ・・・ ★★★(3点

ラス前の曲は前曲に続き『~泥棒はどこ?』に収録のナンバー。またまた衣装をチェンジし髪を束ねラストに控える『ヒップス・ドント・ライ』を意識した衣装で登場し、なまめかしいアラビア系の踊りをたっぷりと披露し聴衆を魅了する。束ねた髪を解いて歌に入るが歌自体もアラビア系の歌で腰をフリフリ胸をフリフリ時折照れ笑いを浮かべながら踊りながら歌っている

17.Hips Don't Lie ・・・ ★★★☆(3.5点

ラストは2006年に発売されたシングルで後に『オーラル・フィクゼイションvol.2』の再発の際に収録された大ヒットシングル『ヒップス・ドント・ライ』。腰に大きなパープルの布を巻きつけビデオさながらに陽気にセクシーに踊るシャキーラ。ゲストに原曲でも競演しているワイクリフ・ジョンも加わり会場全体もラストにふさわしく盛り上がる。途中ベリー・ダンサーズや紙ふぶきも舞い最高潮に達したままコンサートの幕を閉じる。日本でも見たい!!

Bonus Features

Video Clip : Las De La Intuicion ・・・ ★★★★(4点

何故かミュージック・ビデオが収録。『フィハシオン・オラル vol.1』からシングルカットされた曲。他にもヒット曲が満載だが、この曲だけが収録されている。このビデオはやばいくらいにエロビデオ。パープルのショートのおかっぱのウィグにミニスカートというやばいいでたちで登場。最初からミニスカートをちらっとまくって見せたり、シルエット越しにお尻をぷりぷりとダンスしたり、そしてついには同じようなコスチュームをした仲間を引き連れてパンチラダンスが始まってしまう。シャキーラを知らない男子もこのビデオだけでファンになること間違いなしな逸品です。

Live : Obtener un si ・・・ ★★★(3

同じく『フィハシオン・オラル vol.1』収録の曲。アメリカ盤はめったに見られないセクシーでキュートなヴォーカルでボサノバ風な曲。ミニオーケストラを従えてのライブ映像。照れ笑いを浮かべながらキュートにセクシーに歌うシャキーラが印象的。

Live : La Pared ・・・ ★☆(1.5

何故か本編と同じ曲の別会場でのライブ映像。本編と同じ衣装で同じように歌う。本編に比べて画像も荒く何故ボーナスとして選ばれているのか理解に苦しむ。

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オマエノココロヲフルワセルロックス35曲目 ソニック・ユース『Sacred Trickster』

Sonic Youth『Sacred Trickster』

  • Included Album : The Eternal
  • Released : June,2009
  • Composer : Sonic Youth

The Eternal

いつものように不協和音で始まるいつものようなサウンド。

ネタ切れ?と思わせる程、いつものような感じ。

もう聴き飽きたかな?と、思いつつも何度も聴いてしまう。

そして、何度か聴いている内に、またまたはまってしまう瞬間が訪れてしまった。

たぶんファンなら分かってくれるはず。

いけないとは思いつつも、強力な磁力によって惹き付けられていつの間にかイカされてしまうこの感覚を・・・。

一度おとされたらオレみたいに抜け出せなくなるから十分に気をつけてくれ・・・。

因みにこの曲のヴォーカルはキム・ゴードン。

キムの踊りやステージ衣装も昔のままだ lovely

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オマエノココロヲフルワセルロックス33曲目 セックス・ピストルズ『アナーキー・イン・ザ・UK』

Sex Pistols『Anarchy in the U.K.』

  • Included Album : Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols
  • Released : October,1977
  • Composer : Glen Matlock,Paul Cook,Johnny Rotten,Steve Jones

Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols

実はこの曲というよりも1曲目の『Holiday in the Sun』からラストの『E.M.I』まで曲間無しで突き進むこのアルバム1枚を1曲として紹介しようと思っていた。

でも、やっぱり、改めて聞きなおしてみるとこの曲が頭ひとつ抜きん出てる。

不気味な笑い声からいきなりアンチキリストと言い放つ歌詞もすごいが、この後の世代から現代へと様々なジャンルが入り乱れる混沌としたロックの中で、今、聴くとこんな下品なやつらのこんな歌が明るく健康的に感じてしまうのがすごい。

他の曲もそうだが、ちゃんとしたプロデューサーをつけているから、無茶苦茶に見えてきちんと計算された曲の構成となっていて、何よりも曲のテンポが絶妙。

印象としては、パンクだから速いテンポで無茶苦茶な演奏という感じだが、テンポは実にグッと抑えられていて、かったるそうだけど、かったるくなる手前で止めているのが、ちょうど心地よいテンポとなっている。

これ以降の音楽への多大な影響・・・。

まぁ、誰もが知っているから、これ以上今さら語る必要もないか。

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Fijacion Oral Vol.1

アルバムレビュー

  • Artist : Shakira
  • Released : June,2005
  • Producer: Shakira

フィハシオン・オラル vol.1

1. En Tus Pupilas
2. La Pared
3. La Tortura
4. Obtener Un Si
5. Dia Especial
6. Escondite Ingles
7. No
8. Las de L'Intuicion
9. Dia De Enero
10. Lo Imprecindible
11. La Pared (acoustica)
12. La Tortura (Shaketon Remix)

シャキーラと言えば、今や最も艶っぽい女性アーティストと言っても過言ではないぐらいセクシーさを全面的に売り物にしている。特にこのアルバムともう1枚対をなす『Oral Fixation, Vol. 2 』のシングルカットされているラテン系のノリのダンスミュージックなんかはプロモを見るととにかくセクシーである。プロモだけではなく楽曲も負けず劣らずかっこいい。最初はボーナス・トラックとして『Hips Don’t Lie-オシリは嘘つかない feat.ワイクリフ・ジョン 』を収録して再発された『Oral Fixation, Vol. 2 』の方がこのアルバム収録の『La Tortura』までもボーナス・トラックとして収録している分気に入っていた。しかし、聴けば聴くほどシャキーラの母国語であるこのスパニッシュヴァージョンの方がよくなってしまった。

最初スパニッシュヴァージョンという事でもっとラテン系のノリのアルバムかと思っていたらシングルカットされている曲以外は意外とそうではない。洋楽のR&Bともまた違う。どちらかと言うと日本の歌謡曲的なアジア系のノリに近いように感じられる。もう一つ驚いたのはシングルでのヴォーカルはほとんどが、くぐもったというか大らかで包み込むような癒し系のヴォーカルであるが、アルバムではセクシーでキュートな声をたくさん披露している。特に、これはシングルカットはされているが、9曲目の『Dia De Enero』なんかは全編そのキュートなヴォーカルでセクシーなムード歌謡となっている。8曲目の『Las de L'Intuicion』のシャキーラのパンチラ満載のかなりマニアックなプロモのことも話の種として紹介しつつ、とにかくこのアルバムはラテンのダンスからムード歌謡までヴァラエティに富んでいて聴けば聴くほどシャキーラの声に癒されること間違いない。

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Trees Outside The Academy

ジャケットアート

  • Music Artist : Thurston Moore
  • Released : June,1973
  • Cover Artist : Rodger Bridges/Andrew Kesin/Harold Paris

Trees Outside the Academy

Thuston2_3

Thuston1_2

Thuston3_2

1. Frozen Gtr
2. Shape Is in a Trance
3. Honest James
4. Silver>Blue
5. Fri/End
6. American Coffin
7. Wonderful Witches + Language Meanies
8. Off Work
9. Never Day
10. Free Noise Among Friends
11. Trees Outside the Academy
12. Thurston @13

まず、メインのジャケットはRodger Bridgesという人の1988年のソニック・ユースのライブ写真を引用。パッと見、かっこいいんだがいざ手にしてよく見てみるとサーストン・ムーアの表情が少し気味悪かったりするから遠めで見よう。次にそのジャケットを開けるとAndrew Kesinなる人が写した鮮やかな森林と草原の写真が目をひく。インナーのブックレットの光に溶け込んだサーストン・ムーアの写真も同じ人の手によるもの。そのブックレットの中身はサーストン・ムーアーの若かりし頃の様々な写真集になっていて、ブックレットの裏表紙にはパティ・スミスのファーストにしてパンクロック史にも燦然と輝く『Horses』を抱えた若かりし頃のサーストン・ムーアのHarold Parisの手による写真。モノクロの写真のジャケットを開くと鮮やかな森林というコントラストがたまらなくセンスがいい。また、インナーの裏表紙のパティ・スミスのアルバムを抱えた写真がこのアルバムの全てを説明しているかのように感じさせるのも秀逸な演出ではないだろうか。

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